メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

頂へ

2017年・錦織圭の戦い/上 真後ろでトップ2追う

15年全豪オープンで苦しみながら8強まで勝ち進んだ錦織=喜屋武真之介撮影

 普段は穏やかな目つきが急に鋭くなった。

 「居心地の悪さは全くなくなった。昨年(2015年)の5位とは、違った意味合いがある」

 16年シーズンを世界ランキング5位で終えた男子テニスの錦織圭(日清食品)は、昨年末のインタビューできっぱりと言い切った。

 錦織の言う「居心地の悪さ」とは、世界のトップ10に居続けることで感じる重圧を意味する。14年全米オープンで日本勢初の決勝に進み、準優勝したのは記憶に新しい。世界ランキング17位でシーズンをスタートさせた14年は、11位で臨んだ全米オープンの快進撃で9月には8位まで順位を上げ、そこから2年以上ランキング10位以内を維持し続けている。しかし、当初は世界トップクラスの仲間入りをしたことが心にもどかしさも生んでいた。

 世界ランキング5位で迎えた15年、心境の変化が訪れた。象徴的だったのが4大大会初戦の1月の全豪オープン。自分よりランキング下位の相手が、捨て身で「大物食い」を仕掛けてきた。大会序盤から完全に受け身に立った錦織は、自分のリズムがつかめぬまま、第1セットを落とすなど追いかける苦しい試合展開が続く。自ら仕掛ける攻撃的テニスを試みてもうまくいかない。これまでの立ち位置と逆転したことで生じたギャップだった…

この記事は有料記事です。

残り556文字(全文1087文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. スウェーデンも5Gでファーウェイを禁止 安保上の懸念を理由に

  2. オウム 松本元死刑囚、執行直前の様子「ちょっと待って」

  3. 菅首相の妻・真理子さんが外交デビュー ベトナム首相夫人主催の昼食会出席

  4. ナスカの地上絵 新たに「ネコ」発見 ペルー文化省発表

  5. 「はじめの一歩」船田元 「イエス」だけで固めるなら学術会議の価値がなくなる

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです