雪上車

走行再び つくばの展示車、南極観測隊OBが修理 夏に試乗も /茨城

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修理中の雪上車を試運転する南極観測隊OBの中島さん
修理中の雪上車を試運転する南極観測隊OBの中島さん

 南極・昭和基地で活躍し、現在はつくばエキスポセンター(つくば市吾妻2)で屋外展示中の雪上車を再び走らせようと、観測隊OBらが修理に挑んでいる。今年は基地開設60年。子供たちに南極にもっと関心を持ってもらいたいと、夏の試乗会開催を目指す。

 展示されているのは、1988年に第30次南極観測隊が基地に持ち込んだ小型雪上車「SM254」。2人乗りで、最高速度は時速30キロ。資機材の運搬や海氷上での観測などに使われ、コウテイペンギンの地上観測などでも活躍した。約1万キロ走行し、2007年に役目を終えた。

 センターでは11年から展示。野ざらし状態のため、南極OB会茨城支部が雨風で劣化した部分の補修などを行ってきた。支部メンバーで、南極でこの車両を実際に使っていた国立環境研究所主席研究員の中島英彰さん(53)らが「動く状態で保存できないか」と提案。昨年11月、センターと協力して本格的な修理を開始した。

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