月誕生

なぞ解明に新説…「巨大衝突説」の矛盾解消

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月誕生の流れ
月誕生の流れ

 地球の周りを回る月は、誕生後間もない原始地球に小天体が複数回衝突することで作られたとするシミュレーション結果を、イスラエルのワイツマン科学研究所などのチームが英科学誌ネイチャージオサイエンス電子版に発表した。巨大天体が地球に一度だけ衝突して誕生したとされる「巨大衝突説」が有力視されているが、矛盾もあった。新説の登場で、月誕生のなぞの解明が期待される。

 月の誕生を巡っては、従来、地球の約半分の大きさの巨大天体が約46億年前の誕生後間もない原始地球に衝突し、吹き飛んだ岩石などから作られたとされていた。だが、この説から導かれる月の構成物質の割合が、実際の月のものと異なるなど矛盾を抱えていた。

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