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トキ

日中韓で個体交換を 病気や環境激変へ備え

佐渡とき保護会の2017年カレンダーより=同会提供

 新潟県佐渡市で野生復帰事業が進む国の特別天然記念物、トキをめぐり、保護増殖の先輩格である中国や今年初放鳥を目指す韓国との協力関係が深まっている。日本のトキはルーツが中国産5羽に限られることから遺伝的多様性の脆弱(ぜいじゃく)さが指摘されており、遺伝的に遠い新たな個体の導入が急務だ。新潟市で昨年12月に開かれた「日中韓トキ国際会議」でもこの問題が主要議題となった。トキの保護増殖の現状と国際会議での議論を報告する。【青木浩芳】

 日本に生息するトキは、野生下で推定204羽(今年1月現在)、飼育下178羽(昨年11月現在)。1981年に佐渡市で野生トキ5羽をすべて捕獲し、佐渡トキ保護センターで人工飼育を開始したが、飼育下で繁殖させることができなかった。一方で、99年には中国から寄贈されたペア「洋洋」と「友友」の間に、初めてのヒナが誕生。2008年以降は毎年放鳥を重ねているほか、12年には野生下で初のヒナが、昨年には野生同士…

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