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昭和史のかたち

昭和史研究で知られるノンフィクション作家の保阪正康さんの長期連載。「昭和」という時代をさまざまな角度からひもときます。毎月1回更新。

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教育改革から70年=保阪正康

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幻の「ローマ字」社会

 今年は「6・3・3・4」制の発足(1947年4月)から70年である。戦前の複線型の教育制度が単線型に変わったわけだが、むろんこれは占領下日本の教育改革の第1弾であった。この制度の他に、男女共学、教育委員会の設立、教職員組合の結成、副教科社会科の導入など、連合国軍総司令部(GHQ)の命令、あるいは示唆などにより、教育の民主化が進められた。

 私は46(昭和21)年4月に国民学校に入学したが、2年生からは小学校に名称が変わったことを覚えている。

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