歌会始の儀

陛下、那須の「野」追想

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「歌会始」で入選した(左から)政井繁之さん、上田国博さん、小松美佐子さん、平田恭信さん、西出和代さん、角田正雄さん、山本英吏子さん、鴨下彩さん、杉本陽香里さん=皇居で2017年1月13日午後1時10分、根岸基弘撮影
「歌会始」で入選した(左から)政井繁之さん、上田国博さん、小松美佐子さん、平田恭信さん、西出和代さん、角田正雄さん、山本英吏子さん、鴨下彩さん、杉本陽香里さん=皇居で2017年1月13日午後1時10分、根岸基弘撮影

 新春恒例の宮中行事である「歌会始の儀」が13日、皇居・宮殿であり、天皇、皇后両陛下や皇族方が詠まれた歌が披露された。今年の題は「野」で、一般応募の2万205首から入選した10人の歌も詠み上げられた。

 天皇陛下は、栃木・那須の御用邸に滞在中、「邯鄲(かんたん)」という鈴虫に似た昆虫の美しい鳴き声を聴こうと皇后さまたちと外に出た1999年9月の情景を詠んだ。皇后さまは、都心にありながら自然豊かな皇居・御所での暮らしを感慨深く振り返り、歌にした。

 皇太子さまは、山梨県の笠取山の水源林で見た水の流れの行方に思いをはせ、雅子さまは長女愛子さまに草花の名前を教えながらご家族3人で那須を散策した喜びを歌にした。【山田奈緒】

この記事は有料記事です。

残り1685文字(全文1994文字)

あわせて読みたい

注目の特集