長崎・五島列島

「世界遺産」目指す料理 東京で試食イベント

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五島列島で取れた新鮮な魚を並べる、新上五島町の鮮魚店の大谷恵次さん=東京都渋谷区宇田川町の「日本列島酒場上五島」で2017年1月14日午後0時51分、錦織祐一撮影
五島列島で取れた新鮮な魚を並べる、新上五島町の鮮魚店の大谷恵次さん=東京都渋谷区宇田川町の「日本列島酒場上五島」で2017年1月14日午後0時51分、錦織祐一撮影

 地方の伝統食を東京で味わうイベント「郷土料理を囲む会」が14日、東京・渋谷で初めて開催された。初回は、世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産がある長崎・五島列島の生産者を招き、約80人が「隠れキリシタン」たちの島の料理を堪能した。

 各地方の食材や料理をセレクトするオンラインショップ「東京蔵屋敷.com」の主催で、長崎県新上五島町が共催した。下五島・福江島の五島市も協力して、東京から西に1100キロ、東シナ海に浮かぶ五島列島の多彩な食がそろった。

 細くてこしの強い「五島うどん」や、紀州(和歌山県)の漁師が伝えたというアジの開きに酢飯をぜいたくに詰め込んだ「紀寿(きず)し」、大根をスライスして干した「平干大根」と鯨の煮物、もち米にサツマイモを混ぜ込んだ「かんころもち」、隠れキリシタンたちがパンの代わりに食べたという「ふくれまんじゅう」など、素材の味を生かした素朴で個性的な品々に、参加者は大喜び。イベントに参加した竹島隆仁さん(49)は「五島…

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