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オーケストラのススメ

音楽評論家の山田治生さんが、国内外のオーケストラの最新情報や鑑賞に役立つ豆知識などを紹介、演奏会に足を運びたくなるコラムです。

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オーケストラのススメ

~4~ 2017年、来日オーケストラの楽しみ

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ラトル&ベルリン・フィルハーモニー来日公演 交響曲第8番、第6番「田園」=サントリーホールで2016年5月13日 フジテレビ提供(C)青柳聡
ラトル&ベルリン・フィルハーモニー来日公演 交響曲第8番、第6番「田園」=サントリーホールで2016年5月13日 フジテレビ提供(C)青柳聡

山田治生

 毎年、数多くのオーケストラが日本にやってくる。2017年の初めにあたって、今年来日する注目の指揮者&オーケストラをチェックしておこう。

 昨年の来日オーケストラは、ダニエル・バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンのブルックナー交響曲全曲演奏会、サイモン・ラトル&ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲全曲演奏会など、重量級のプログラムが目立った。ウィーン・フィルがズビン・メータや小澤征爾とコンサートをひらき、ウィーン国立歌劇場も3演目を持ってきた。

 今年は、昨年ほどの豪華さはない。それでも、2年連続でラトル(1955年生まれ)&ベルリン・フィルが来日し、ブラームスの交響曲第4番、ラフマニノフの交響曲第3番、「ペトルーシュカ」などを取り上げる(11月)。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は新しい首席指揮者ダニエレ・ガッティ(1961年生まれ)とともに来て、楽団ゆかりのマーラーの交響曲第4番などを披露する(11月)。クラウディオ・アバドを継いだ…

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