東京・豊洲新市場

移転問題 「これでは実験場」 有害物質、業者憤り

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「第4回豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」で市場関係者(左)の質問を聞く平田健正座長(右奥)=東京都中央区の築地市場内で2017年1月14日午後1時48分、丸山博撮影
「第4回豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」で市場関係者(左)の質問を聞く平田健正座長(右奥)=東京都中央区の築地市場内で2017年1月14日午後1時48分、丸山博撮影

 東京都の豊洲市場(江東区)の地下水モニタリング調査で環境基準値を大幅に超える有害物質が検出されたことが公表された14日の専門家会議(平田健正座長)。歯切れの悪い説明が続き、会場の築地市場(中央区)講堂に詰め掛けた市場業者ら約100人は「これでは(市場ではなく)実験場だ」「都は信用できない」などと憤った。傍聴者の質問は途切れず、会議は4時間半に及んだ。

 「暫定値」「慎重に調べる必要がある」と繰り返す都の職員や有識者に対して発言の口火を切ったのは、移転推進派の伊藤裕康・築地市場協会会長。「これまで(のモニタリング)は惰性でやっていたのか。『大丈夫だろう』と安易な取り扱いをしていたんじゃないか」と、環境基準内に収まっていた過去の結果を疑問視。「なぜこうなったか包み隠さず知らせてほしいが、都に言っても適当にやるに決まっている」と不信感をあらわにした。

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