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牧太郎の大きな声では言えないが…

サンデー毎日元編集長牧太郎専門編集委員の名物コラム。原則毎週火曜日更新。政治ネタから巷の話題まで、裏の裏を知り尽くしたベテラン新聞記者が世相をぶった斬ります。

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牧太郎の大きな声では言えないが…

「白いタスキ」にも栄冠を!

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 東京・上野公園の不忍池東岸に、「駅伝の碑」が建っている。「駅伝の歴史ここに始まる」と高らかにうたった碑文には「我が国、最初の駅伝は、奠都(てんと)50周年記念大博覧会『東海道駅伝徒歩競走』が大正6(1917)年4月27日、28日、29日の3日間にわたり開催された。スタートは、京都・三条大橋、ゴールは、ここ東京・上野不忍池の博覧会正面玄関であった」と書かれている。

 「奠都」とは、新たに都を定めること。明治天皇が東京に移った際、京都を都として残す形を取り「遷都」ではなく「東京奠都」と言った。京都と東京の両方の顔を立てた“政治的なイベント”は、508キロを45時間半かけた壮絶な戦いだった。碑は京都・三条大橋東詰にもある。

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