先日、息子と2人でスーパーに行った。息子・笑福は1歳7カ月を過ぎて、ますます機関車トーマスが好きになっていく。レジ横に売っていた機関車トーマスのお菓子を物ほしそうに見つめていた。トーマスの中にはチョコレートが入っている。笑福にチョコはまだ食べさせていないが、そのチョコが入っているトーマスに惚(ほ)れた顔だ。だから僕はそれをレジに持っていった。渡すと、笑福の顔から喜びがあふれる。その顔は僕の心に喜びを運ぶ。
家に帰り、妻が笑福の手にしているトーマスチョコを見て、ため息をついた。妻がおもちゃボックスから出してきたものはなんと、僕がスーパーで買ったものと同じだった。妻も買ってしまったのだ。しかも、「家に帰ってくると魔法が解けたように、そのトーマスには興味を示さなくなった」と妻に怒られながら説明を受けている最中に、笑福は、さっきまで大切そうに持っていたトーマスチョコをソファにポンと置き、別のトーマスおもち…
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