連載

現場報告・トランプと世界

「トランプ米大統領」誕生の背景やその影響を現場から報告する。

連載一覧

現場報告・トランプと世界

白人層「ドリーム再び」(その2止) おびえる不法移民 排斥圧力…「何が起こるか分からない」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「私たちはトランプ氏の憎しみに抵抗する」「私たちはここにいて、ここにとどまる」などと書かれたプラカードを掲げて移民を守る集会に参加した人々=米ロサンゼルスで14日、長野宏美撮影
「私たちはトランプ氏の憎しみに抵抗する」「私たちはここにいて、ここにとどまる」などと書かれたプラカードを掲げて移民を守る集会に参加した人々=米ロサンゼルスで14日、長野宏美撮影

 

 「トランプ氏が大統領になれば、何が起こるか分からないから怖い」。今月14日、米西部カリフォルニア州ロサンゼルス中心部。不法移民の権利を守る1000人規模の集会で、2004年にメキシコから不法入国した家政婦のカロリーナ・モランさん(43)が取材に訴えた。建設作業員の夫や自分が朝仕事に出掛ける時、無事に家に戻れるか不安に襲われるという。

 越境当時は幼児だった娘のリゼースさん(15)も「大学で工学を学ぶ夢がかなえられないかもしれない」とおびえていた。不法移民の子供を対象にしたオバマ氏の大統領令で合法的な滞在資格を得たが、トランプ政権でこの身分が覆される可能性があるからだ。

この記事は有料記事です。

残り1773文字(全文2062文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集