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ともに・2020バリアーゼロ社会へ

見えなくても普通に生活できる社会を 全盲研究者の遺志継ぐ

全盲となった後、視覚障害者の歩行研究に取り組んだ故・田中一郎さん=米アンカレジ空港で1989年撮影(田内雅規さん提供)

 視覚障害者の安全な歩行を追求していた全盲の研究者、田中一郎さんが26年前、東京都内の駅のホームから転落し、62歳で亡くなった。四半世紀を経た今、教え子4人が遺志を継いで研究や訓練を続けている。【野村房代】

4人の教え子誓い新た

 1991年5月17日未明。国立身体障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)の研究員だった田中さんは、同僚の退職パーティーの帰りに、自宅最寄りの京王井の頭線・浜田山駅(東京都杉並区)で線路に転落した。ホームに登ろうとしているところに電車が到着し、車両とホームの間に挟まれた。

 生理学者として東京女子医大で神経細胞を研究していた田中さんは目の病気が悪化し、40歳の頃、全盲とな…

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