- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカ・ガンビアで19日、昨年12月の大統領選で敗北し任期切れ後も新大統領への権限移譲を拒むジャメ大統領を排除するため、周辺諸国が軍事介入を開始した。
国連安全保障理事会が19日、新大統領への「全面的な支持」を表明する決議を全会一致で承認。決議を受け、周辺国から成る西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が介入した形。
隣国セネガル軍が国境を越えてガンビア領内に入ったのが確認された。アフリカの一部の国には独裁的な政権が残るが、地域機構が選挙結果に基づく政権交代を後押しするために軍事介入を行うのは異例だ。作戦にはナイジェリア軍なども参加。大統領官邸に居座っているジャメ氏に圧力をかける狙いがある。ガンビア政府軍との衝突は起きていないという。
この記事は有料記事です。
残り309文字(全文647文字)