ズワイガニ

価格高騰にため息 民宿経営者「手が出ない」

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小浜市内の魚市場に入荷された北海道・稚内産のズワイガニ=福井県小浜市川崎2の小浜丸海魚市場で2017年1月19日、高橋一隆撮影
小浜市内の魚市場に入荷された北海道・稚内産のズワイガニ=福井県小浜市川崎2の小浜丸海魚市場で2017年1月19日、高橋一隆撮影

 今年は高くてとても手が出ない--。北陸の冬の味覚、ズワイガニの価格高騰で、福井県内の民宿経営者からため息が聞かれる。今シーズンのズワイガニ漁は昨年11月6日に解禁された。初競りでは、過去最高となる1匹37万円の値が付いたが、その後も高値が続く。福井市中央卸売市場の先月の速報値では、国内産の値段は過去5年の平均より約40%も高い1キロ約7500円となっている。

 小浜市阿納は50軒もの民宿が軒を連ねる。この時期の宿泊客が楽しみにしているものの一つが、日本海の冬の味覚だ。ズワイガニはその代表格になる。

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