トランプ大統領

TPP離脱発表 揺らぐ自由貿易体制

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 【ワシントン清水憲司】トランプ新大統領は20日、日米など12カ国による環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の離脱を正式発表し、通商政策の転換を鮮明にした。就任演説では「保護することが繁栄と強さにつながる」と述べ、保護主義的な政策を積極活用する意向も表明。世界の自由貿易体制は大きく揺らぐことになる。

 トランプ氏は就任演説で「雇用を失わせる他国の破壊行為から、我々は国境を守らないといけない」と述べ、貿易相手国を敵対視する表現を盛り込んだ。新政権として「バイ・アメリカン(米国製品を購入せよ)」と「ハイアー・アメリカン(米国人を雇用せよ)」の二つの原則を掲げると宣言。「我々の雇用や富を持ち帰る」と述べ、工場の海外移転で衰退した製造業を、貿易協定の見直しや税制改革によって再興する方針を強調した。

この記事は有料記事です。

残り420文字(全文769文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集