電通過労自殺

再発防止で遺族と「和解」 謝罪と解決金も

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電通と合意し、記者会見会場に到着して高橋まつりさんの写真をテーブルに置く母の幸美さん=東京都千代田区で2017年1月20日午後4時36分、藤井太郎撮影
電通と合意し、記者会見会場に到着して高橋まつりさんの写真をテーブルに置く母の幸美さん=東京都千代田区で2017年1月20日午後4時36分、藤井太郎撮影

「鬼十則」使用した労務管理、新人研修しないなど盛り込む

 広告最大手・電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)が過労自殺した問題で電通と遺族は20日、電通が謝罪し、再発防止の取り組みを強化するとともに、解決金を支払うことで合意した。東京都内で記者会見した母の幸美さん(54)は涙をこらえ「娘は二度と帰って来ないが、二度と悲劇を繰り返さないよう改革に向かってほしい」と述べた。

 会見に同席した遺族代理人の川人博弁護士は「電通社員で過労死の疑いがきわめて強いと思われるケースが少なくとも他に2人いる。業務上の原因で病気になった人も2人以上いる」と述べ、再発防止策の履行を迫った。一方、電通は同日「高橋まつりさんのご冥福を深くお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆さまに心よりおわび申し上げます」とのコメントを発表した。

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