メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

トランプ米大統領

TPP離脱表明 日本、戦略練り直し 通商政策の柱失う

 トランプ新大統領が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱を正式に表明したことで、現在の枠組みのTPPは事実上頓挫、日本は通商戦略の最大の柱を失うことになった。政府は中国や欧州が入る別の通商協定の交渉を急ぐ考えだが、いずれも難航している。通商戦略の再構築には時間がかかりそうだ。

 「残念だが、予想されていたこと。次を進めるしかない」。TPP交渉を進めてきた日本政府関係者は淡々と受け止めた。日本は20日、TPPの国内手続きを加盟国で最初に終えたばかり。「あらゆる機会を捉えて米国の翻意を促す」(交渉筋)方針は崩していないが、トランプ氏が見解を覆す可能性は低い。米国抜きの発効を探るにも実利に乏しく、現実味は薄い。

 安倍政権は、TPPをテコにして世界の自由貿易交渉に弾みを付ける戦略を描いたが、ひとまず方針を転換。欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)や、中国が入る東アジア地域包括的経済連携(RCEP)などの自由貿易協定(FTA)の交渉を加速させる考えだ。これらがまとまり、米国が孤立感を募らせれば、TPPに戻る余地が生じるとも考える。

この記事は有料記事です。

残り1537文字(全文2012文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 共通テスト、マスクから鼻出して「失格」 監督者の注意に従わず

  2. 感染症と闘う 新型コロナ/6 マスク着用に一定の効果

  3. 「その気になればできる」 国産長射程ミサイルに込められた「隠れた狙い」とは

  4. お年玉付き年賀はがきの当選番号決まる 賞品引き換えは7月20日まで

  5. 横浜から鳥取までタクシー代23万円不払い 詐欺容疑で逮捕 鳥取県警

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです