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松原隆一郎・評 『建築の前夜 前川國男論』=松隈洋・著

 (みすず書房・5832円)

 前川國男(1905-86)は神奈川県立図書館・音楽堂、京都会館、埼玉県立博物館、熊本県立美術館等、戦後日本において一級の建築を多く手がけた名建築家である。上野の東京文化会館(61年竣工(しゅんこう))や新宿東口の紀伊國屋ビルディング(64年)の設計者といえば、多くの東京都民が思い起こすだろう。

 とくに前者は、音楽評論家の吉田秀和をして「全体として祝祭的な品格をそなえていて、交響管弦楽から室内楽に及ぶ音楽の演奏会場として世界のどんな施設と比べても恥ずかしくない」と言わしめた大建築物である。

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