メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

松原隆一郎・評 『建築の前夜 前川國男論』=松隈洋・著

 (みすず書房・5832円)

 前川國男(1905-86)は神奈川県立図書館・音楽堂、京都会館、埼玉県立博物館、熊本県立美術館等、戦後日本において一級の建築を多く手がけた名建築家である。上野の東京文化会館(61年竣工(しゅんこう))や新宿東口の紀伊國屋ビルディング(64年)の設計者といえば、多くの東京都民が思い起こすだろう。

 とくに前者は、音楽評論家の吉田秀和をして「全体として祝祭的な品格をそなえていて、交響管弦楽から室内楽に及ぶ音楽の演奏会場として世界のどんな施設と比べても恥ずかしくない」と言わしめた大建築物である。

この記事は有料記事です。

残り1792文字(全文2053文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 真面目なラブホテル苦境 給付金もGoToも対象外 「推奨されていい」はずなのに

  2. 最速154キロでも公式戦出られず 異例の「準硬式」投手にスカウト注目

  3. 「僕が駅を利用しない方がもうかるのか」 疎外感訴える障害者 無人駅巡りJR九州提訴へ

  4. ジャパンライフに8000万円投じた女性 「安倍首相らが広告塔なので信用」

  5. 大坂なおみ選手起用「かわいさ」狙った広告に集まった批判 その背景は

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです