【ワシントン長野宏美、國枝すみれ】トランプ米大統領の就任から一夜明けた21日、首都ワシントンでは女性やイスラム教徒などへの発言が差別的と批判されるトランプ氏に対し人権尊重の重要性を訴えるデモ「女性の行進」が行われ、イメージカラーのピンク色を身に着けた参加者らが集まった。
主催者などによると、ワシントンでは約20万人が参加の見通し。フランスやインドなど世界約60カ国でもこの動きに連帯の意思を示す600以上のデモが行われ、全世界で計200万人以上が参加するという。
参加したニューヨーク州の販売員、マデレン・ガローネさん(27)は「女性を見下すトランプ氏が大統領になったのには失望したが、私たち女性は強い。ただ黙ってはいない」と強調した。「女性の権利は人権だ」という紙を掲げていたバージニア州の大学生、サラ・カーナットさん(23)は「すべての女性に敬意を表するため団結の時だ。トランプ氏に私たちの声を届けることが重要だ」と語った。
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