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追跡2017

入試「女子枠」は脱格差or逆差別? 大学優遇策に賛否

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秘書技能検定の講座を受講する女子学生=大阪府松原市の阪南大で、望月亮一撮影
秘書技能検定の講座を受講する女子学生=大阪府松原市の阪南大で、望月亮一撮影

 政府が「女性活躍」の旗を振る中、大学でも女子限定の入試枠を設けるなど、女性の進学を後押しする動きが出ている。大学進学率に、依然として男女間で大きな差があるからだ。ただ、過去には「逆差別」との批判を受けて頓挫したケースも。大学による望ましい女性支援のあり方とは--。【大久保昂】

 昨年12月下旬、阪南大(大阪府松原市)の教室に約30人の学生が集まり、模擬面接に励んでいた。秘書技能検定準1級を目指す学生を対象に、大学が開いている講座だ。受講料は2万6000円。ただ、半分の受講者は免除されている。女子だけが受けられる「女子学生特別入試」(女子特、定員5学部115人)で入った学生たちだ。その一人で、国際観光学部2年の学生(20)は「受講料が無料なのは大きい。来年度も他の資格に挑戦したい」と声を弾ませる。

 「女子特」は1986年の男女雇用機会均等法の施行を受け、88年度に始めた。入試で機会を与えるだけでなく、各種の資格講座の受講料を免除し、キャリア形成を後押しする。30年前に1割に満たなかった女子学生の割合は、約35%に上昇。広報担当者は「『女子特』の学生は、学業や就職活動に熱心。成果は出ている」と強調する。

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