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読書日記

今週の筆者は社会学者・上野千鶴子さん 介護現場で起きていること

=東京・井の頭公園で、中村藍撮影

 *12月20日~1月23日

■生活支援の場のターミナルケア 介護施設で死ぬということ(高口光子著・2016年)講談社・1512円

■家族のように看取る(甘利てる代著・2016年)パド・ウィメンズ・オフィス・2052円

■孤独死の看取り(嶋守さやか著・2015年)新評論・2160円

 介護老人保健施設(老健)の介護職、高口光子さんが「介護施設で死ぬということ」という新刊を出した。わたしの著書「ケアのカリスマたち」(亜紀書房・2015年)にも登場してもらった介護業界のカリスマ、施設職員研修のプロだ。自分で選んだわけではない施設入居時にすでに「大いなる断念」を抱えて、死を待つだけの高齢者に、介護職員は何ができるのか?と問うて、「死んでいく人の値打ちは、そのお年寄りが『出会った人』で決まる」と断言する。年寄りの値打ちは、わたしたち介護職がつくるという気概に、現場の介護職の強烈な自負があらわれている。

 最近の介護施設は施設看取(みと)りもやってくれる。入居時に家族に、最期は病院へ搬送するか否かについ…

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