メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

私だけの東京・2020に語り継ぐ

俳優・外波山文明さん どっぷりゴールデン街

外波山文明・俳優=鈴木琢磨撮影

 新年早々、めでたく70歳になりました。新宿ゴールデン街に「クラクラ」って酒場を開いてからも、そろそろ40年。20代の頃からずっと新宿かいわいで飲んできたので、わが町の変わりようには驚かされるけど、愛着もまた深まるばかりでね。

 ここ2、3年、ゴールデン街は外国人客であふれている。うちも英語のメニューを用意してるけど、日本の飲み屋の「お通し」がわからないんだな。いくらチャージの説明をしてもぴんとこなくて、帰っちゃう。それでもいいとなれば、ウエルカムだ。とっておきの日本酒を飲ませてあげたり、ついついサービスしたくなる。でも古い酒場はやっぱり常連客を大事にしなくちゃ元も子もないからね。

 生まれ育ちは信州は木曽の山奥。村祭りでは小さな舞台ができて、近所のおじさんが浪花節をうなったり、おじいさんが女形になって喝采を浴びたり、子供の頃、ずっと飽きずに見ていた。製材業のおやじも芝居好きで、歌舞伎役者の声色をまねたりしてたね。そんな影響もあって、映画や芝居へのあこがれが募り、東京へ出た。名古屋や大阪じゃない、東京でしか夢はかなわないと思って。1970年安保の政治の季節でした。

この記事は有料記事です。

残り1324文字(全文1811文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「武漢 加油!」マスク、ゴーグル、ゴム手袋…緊急援助物資、中国へ続々 新型肺炎

  2. 「500万人が外に出た」新型肺炎で封鎖の武漢市長明かす 成田に9000人移動か

  3. 新型肺炎感染のバス運転手と接触か 大阪市で1人入院 府が公表 容体不明

  4. 新型肺炎、荏原病院院長「万全期し対応 ご安心ください」 帰国の4人受け入れ

  5. 新型肺炎感染のバス運転手、山梨に3泊 観光地数カ所回る

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです