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安保法違憲訴訟 原告の思い /北海道

 安全保障関連法を巡り、道民ら268人が、国に慰謝料を求める集団訴訟を札幌地裁に起こした。原告団は「安保法は平和主義や戦争の放棄を定めた憲法9条に違反している」と指摘した上で、「平和的生存権が侵害され、精神的苦痛を受けた」と訴えている。なぜ提訴に至ったのか。原告団に加わった元高校教師らに聞いた。【安達恒太郎】

 第二次世界大戦中の1944年7月、札幌市内で洋服の仕立て職人として働いていた父が徴兵された。私は5人兄姉の末っ子で、当時はまだ母のおなかの中にいた。私が生まれた3カ月後の45年4月、父はフィリピンで戦死した。当然ながら私は実際に父の顔を見たことがない。

 父の死後、約2年もたってから、政府から父が戦死したという文書が送られてきた。しかし、どのような状況で亡くなったのか具体的な記載はいっさいなく、問い合わせても「詳細は不明」という回答だった。母は父の死を受け入れられず、父について話そうとしなかった。

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