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支局長からの手紙

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プチ琵琶湖周航 /滋賀

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大津市のなぎさ公園から望むうっすら雪化粧した比良山系と遊覧船=大津市内で、山本直撮影
大津市のなぎさ公園から望むうっすら雪化粧した比良山系と遊覧船=大津市内で、山本直撮影

 今月初め、長浜盆梅展の開催時期に合わせて琵琶湖汽船などが大津-長浜間で運航している「雪見船クルーズ」に試乗しました。びわ湖大津プリンスホテル近くのにおの浜観光港から大津港(浜大津)、おごと温泉港に立ち寄り長浜港へ向かう「琵琶湖縦走コース」です。

 今年は「琵琶湖周航の歌」ができて100年の節目。旧制三高水上部(京都大ボート部の前身)の小口太郎が1917年6月28日、周航中の今津の宿舎で「こんな歌をつくった」とクルーに見せ、その頃歌われていた「ひつじぐさ」のメロディーに乗せて仲間で歌ったものが三高寮歌として広まったとされています。新年早々、試乗会に参加したのは、そんな琵琶湖周航の雰囲気に少しでも触れることができれば、と考えたからです。有名なのに一度も観覧できていない盆梅展も魅力的でした。

 14、15両日の大雪の前でしたので、比良山系がうっすら雪化粧した程度でしたが、湖上の空気は澄んでいて、観光船「リオグランデ」からの眺望はすこぶる良好でした。船内では川戸良幸・琵琶湖汽船社長が大津-長浜航路について、1882(明治15)年に北陸方面からの鉄道が長浜まで開通したのを機に就航したという歴史を紹介。大沼芳幸・県文化財保護協会普及専門員が船内のモニターに映像を映し出しながら、日本遺産に認定…

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