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著名人の墓参り 最後の言葉を聞きに

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安楽椅子の形に作られた夏目漱石の墓=雑司ケ谷霊園で
安楽椅子の形に作られた夏目漱石の墓=雑司ケ谷霊園で

 <くらしナビ ライフスタイル>

 「墓には故人のラストメッセージが託されている。それを聞きに行くのが墓参りです」。そう力説するのは「墓マイラー」を名乗る文芸研究家、カジポン・マルコ・残月さん(49)=ペンネーム。19歳から100カ国、2300人以上の作家や音楽家らの墓を訪れてきた。

 「最高の墓参り日和ですね」。澄み渡る冬空の下、カジポンさんが声を弾ませる。場所は雑司ケ谷霊園(東京都豊島区)、目当ては生誕150年を迎えた夏目漱石(1867~1916年)の墓だ。

 カジポンさんが漱石と出会ったのは高校時代、教科書で読んだ「こころ」。友人「K」と同じ女性に思いを寄せながら打ち明けられない「先生」に自分が重なった。東大教授のポストを蹴って不安定な作家業に専念した漱石の姿勢にも「進みたい道を貫く勇気をもらった」といい、これまで10回以上足を運んだ。

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