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くらしナビ・ライフスタイル

葉酸、妊娠前から積極摂取

 新しい命を育てている妊娠中や授乳中は、食べる物や服薬に特に気を使う。栄養バランスの整った食事や感染症にかからないよう気配りするのは基本だが、積極的に取るべき栄養素や薬との付き合い方も知っておきたい。

 ●障害リスク下げる

 妊娠前から積極的に取るべき栄養素に葉酸がある。ビタミンB群の一種で、緑黄色野菜やイチゴ、納豆、緑茶などに含まれている。妊娠期にふだんの食事に加えてサプリメントで摂取すると、神経管閉鎖障害のリスクを低くすることができる。胎児の脳や脊髄(せきずい)の元となる神経管がうまく形成されずに起きる二分脊椎(せきつい)症や無脳症といった病気だ。1990年代に英国や米国の研究で、神経管閉鎖障害のある子を一度産んだ母親が葉酸を積極的に取ることで、再発リスクは約7割低くなると報告された。厚生労働省も2000年、妊娠1カ月以上前から12週まで1日0・4ミリグラムの葉酸を補うよう勧めるようになった。母子手帳にも記載されている。

 しかし日本では、出産1万件中の二分脊椎の発症頻度は01年5・1件に対し、14年は5・59件と減っていない。葉酸不足だけがこの障害を起こす要因ではないが、日本産婦人科医会副幹事長の鈴木俊治医師は「葉酸摂取について改めて啓発する必要があるのでは」と指摘する。

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