写真賞

難病の娘、レンズで捉え続け…5年余で2万枚

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長女結希ちゃん(中央)を撮影する和田芽衣さん=埼玉県飯能市で2017年1月21日、蒔田備憲撮影
長女結希ちゃん(中央)を撮影する和田芽衣さん=埼玉県飯能市で2017年1月21日、蒔田備憲撮影

 難病「結節性硬化症」を患う5歳の長女と暮らしながら、写真家として活動する和田芽衣(めい)さん(33)=埼玉県飯能市=が、若手写真家の登竜門とされる「第12回名取洋之助写真賞」で奨励賞に輝いた。病気の進行で「今の笑顔が見られなくなるかも」と長女を撮り続けた約2万枚から30枚を選んだ「娘(病)とともに生きていく」が受賞作。「ありのままの日常を伝え、同じ境遇の人たちの支えになりたい」との思いを込めたという。

 長女結希(ゆき)ちゃんに異変を感じたのは、生後9カ月のころ。眠くないのに前傾姿勢になり、体の左側に力が入らないような様子に気づいた。脳に病変が見つかり、入院。「目の前の全てが失われるかもしれない恐怖感」を抱いた。

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