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第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。阪神甲子園球場での熱戦全31試合をLIVE配信します。

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選抜高校野球

晴れの出場決定! 32校の横顔2017

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超高校級スラッガー清宮が帰ってくる

 第89回選抜高校野球大会の出場32校が27日、決まった。部員10人の不来方(こずかた)(岩手)が21世紀枠で選出され、超高校級スラッガーの清宮幸太郎選手(2年)を擁する早稲田実(東京)が4年ぶりに春の甲子園に帰ってくる。それぞれの環境で努力を積み重ねてきた選手たちは、喜びをかみしめ健闘を誓った。選ばれた各校の横顔は以下の通り。

【出場校一覧と各校喜びの動画】

<写真特集>喜びに沸く選手たち

センバツ出場が決まり、喜ぶ清宮主将ら早稲田実の選手たち=東京都国分寺市で2017年1月27日午後3時54分、小出洋平撮影
センバツ出場が決まり、喜ぶ清宮主将ら早稲田実の選手たち=東京都国分寺市で2017年1月27日午後3時54分、小出洋平撮影

 ストーリー性を持った話題校や偉業に挑む実力校がそろった。

 復活出場は前回と同じ20校。4年ぶりの早稲田実は注目の清宮が1年生で4強入りした2015年夏以来の甲子園になる。最初で最後のセンバツでどんな活躍を見せるか。その15年夏に早稲田実を準決勝で破り、東北勢初の優勝へあと一歩まで迫った仙台育英も、それ以来の聖地。明治神宮大会を制した履正社も2季連続出場だが、センバツは準優勝した14年以来だ。

 48年ぶりの帝京第五、40年ぶりの中村、32年ぶりの東海大福岡、26年ぶりの福岡大大濠など四国、九州に10年以上のブランク出場が集まった。

 近年、好成績を収める強豪校も顔をそろえる。前回覇者の智弁学園は1982年のPL学園(大阪)以来、史上3校目の2連覇がかかる。昨夏の選手権で優勝した作新学院は82、83年の池田(徳島)以来、史上5校目の夏春連覇を狙う。62年に春夏連覇を果たしており、今大会、頂点に立てば、37~38年の「夏春」、66年の「春夏」を連覇した中京商(現中京大中京)=愛知=に続く史上2校目の快挙だ。4季連続出場で昨夏の選手権ベスト4の明徳義塾、昨年2季連続4強入りした秀岳館、2014年夏優勝の大阪桐蔭も健在だ。

 一方、初出場は32校以上が選ばれるようになった第55回記念大会(83年)以降、最少の4校。同一都道府県の複数出場は過去最多に並ぶ9。岩手は初の2校選出で、九州は83年以降初めて2県(福岡、熊本)で独占した。

 歴史を刻むチーム、止まっていた針を再び動かすチーム。32校それぞれが新たな物語を紡いでいく。【安田光高】


【九州】福岡大大濠(福岡)、東海大福岡(福岡)、秀岳館(熊本)、熊本工(熊本)の4校を選出 


福岡大大濠(福岡)26年ぶり4回目

<チーム紹介>昨秋の九州地区大会では、夏の甲子園で4強に入った秀岳館(熊本)に完封勝ちするなどして春の九州大会に続く2季連続3回目の優勝を決めた。光るのは失点の少なさ。エースの三浦銀二投手(2年)は全4試合を1人で投げ抜き、決勝のみの3失点に抑えた。

福岡大大濠の選手たち=木島諒子撮影
福岡大大濠の選手たち=木島諒子撮影

東海大福岡(福岡)32年ぶり2回目

<チーム紹介>九州地区大会は先制を許す試合が続いたが、ナインは諦めない野球を体現。地区大会を1人で投げ抜いた右横手の安田大将投手(2年)は、抜群の制球力と失点しても動じない精神力が持ち味で、捕手の北川穂篤(ほずみ)選手(同)の巧みなリードが好投を支えた。守備は遊撃の橋本尚樹選手(同)、中堅の有安晟真(せいま)主将(同)らセンターラインを中心に固める。

東海大福岡の選手たち=矢頭智剛撮影
東海大福岡の選手たち=矢頭智剛撮影

秀岳館(熊本)2年連続3回目

<チーム紹介>昨年は春夏の甲子園で連続して4強入りし、一気に全国強豪校に名乗り出た。新チームは甲子園を経験した田浦文丸投手(2年)、川端健斗投手(同)の二枚看板や4番で主将の広部就平選手(同)らが核となり、「あと一歩で届かなかった日本一を今度こそ」と意気込んでいる。「昨年よりも層が厚くなった。伸びしろも多く、楽しみなチーム」と鍛治舎巧監督。甲子園を熟知した名将が期待の目で春を望む。

秀岳館の選手たち=矢頭智剛撮影
秀岳館の選手たち=矢頭智剛撮影

熊本工(熊本)10年ぶり21回目

<チーム紹介>打線に派手さはないが、投手を軸にした守り勝つ野球で着実に得点を積み重ねてきた。主戦の山口翔投手(2年)は最速149キロを誇り、8試合計64回を投げて59奪三振、防御率1.69。県予選と九州地区大会の9試合で失策4という堅い守備も山口投手を援護した。創部95年を迎える伝統校の新たな挑戦が始まった。

熊本工の選手たち=笠井光俊撮影
熊本工の選手たち=笠井光俊撮影

【中国】宇部鴻城(山口)、呉(広島)、創志学園(岡山)の3校を選出


宇部鴻城(山口)2年ぶり3回目

<チーム紹介>打線は、昨秋の公式戦10試合で79得点を挙げた。連打に犠打や四死球を絡め、相手の隙(すき)をついて一気に得点を重ねるのが持ち味だ。中でも、俊足の1番・古谷慎吾選手(2年)と、4割以上の打率を残した4番・嶋谷将平主将(同)が攻撃の鍵を握る。

宇部鴻城の選手たち=日向梓撮影
宇部鴻城の選手たち=日向梓撮影

呉(広島)初出場

<チーム紹介>投手陣は左腕エース・池田吏輝投手(2年)が要。制球力に優れ、スライダーやカーブ、チェンジアップなど変化球を投げ分ける。中国大会では4試合中3試合を完投した。右腕の高松晃佑投手(同)は140キロ近い速球が強み。永田陸哉投手(同)は右のサイドスローだ。

呉の選手たち=杉山雄飛撮影
呉の選手たち=杉山雄飛撮影

創志学園(岡山)2年連続3回目

<チーム紹介>スローガンは「フォー・ザ・チーム」。自分のために戦うのではなく、あくまでもチームのため。その言葉の通り、小技や足を絡めて点を取る「つなぎの野球」が持ち味だ。各自が何ができるかを明確にさせ、「相手が嫌がる」チームを目指す。

創志学園の選手たち
創志学園の選手たち

【四国】明徳義塾(高知)、帝京第五(愛媛)の2校を選出


明徳義塾(高知)2年連続17回目

<チーム紹介>チームが目指すのは、「基本に忠実な野球」だ。打線は公式戦10試合で101安打を放ち、チーム打率3割3分4厘。打率4割超えの久後健太選手(2年)、近本攻生選手(2年)、今井涼介選手(2年)は3人で計40安打、18打点と心強い。

明徳義塾の選手たち=益川量平撮影
明徳義塾の選手たち=益川量平撮影

帝京第五(愛媛)48年ぶり2回目

<チーム紹介>打線は県大会と四国大会の計10試合で72打点を挙げた。チーム打率は3割4分7厘。大黒柱は左腕・岡元健太朗投手(2年)。スライダーを武器に四国大会で4試合中3試合を1人で投げきり2試合を完封した。

帝京第五の選手たち=松原由佳撮影
帝京第五の選手たち=松原由佳撮影

【近畿】履正社(大阪)、神戸国際大付(兵庫)、大阪桐蔭(大阪)、滋賀学園(滋賀)、智弁学園(奈良)、報徳学園(兵庫)、高田商(奈良)の7校を選出


履正社(大阪)3年ぶり7回目

<チーム紹介>チームは公式戦16試合で打率3割5分8厘、本塁打15本と強打を誇る。打線を引っ張るのは打率4割を超える主軸の3人だ。安田尚憲選手(2年)はチームトップの4本塁打。主将の若林将平選手(2年)は力強い打球を広角にも打てる技術が魅力。筒井太成選手(1年)は確実な打撃で走者を還す。

履正社の選手たち=平川義之撮影
履正社の選手たち=平川義之撮影

神戸国際大付(兵庫)7年ぶり4回目

<チーム紹介>チームの柱はエース左腕の黒田倭人投手(2年)。低めへの制球と変化球の切れ味が抜群で、公式戦10試合で62回を投げ、防御率1.02。61三振を奪い、与四死球は10。4番の猪田和希捕手(2年)は打率4割7分5厘で、4本塁打を放っている。中軸を担う片岡大和選手(2年)も4割を超える。

秋季兵庫県大会を制した神戸国際大付ナイン=矢澤秀範撮影
秋季兵庫県大会を制した神戸国際大付ナイン=矢澤秀範撮影

大阪桐蔭(大阪)3年連続9回目

<チーム紹介>思い切りの良いバッティングが持ち味の山本ダンテ武蔵選手(2年)は10試合で本塁打を含む長短打を19本放ち、チームで唯一2桁の15打点をたたき出した。岩本久重選手(2年)と坂之下晴人選手(2年)も安定感があり、打率4割を超える。福井章吾主将(2年)は勝負強く、広角打ちが得意だ。

大阪桐蔭の選手たち=矢澤秀範撮影
大阪桐蔭の選手たち=矢澤秀範撮影

滋賀学園(滋賀)2年連続2回目

<チーム紹介>チーム打率3割2分8厘を誇る強力な打撃の軸は、昨春も正捕手で主軸を務めた後藤克基(かつき)捕手(2年)や武井琉之(りゅうじ)選手(2年)。共に打率4割を超え、公式戦で本塁打を放つ勝負強さがある。

滋賀学園の選手たち=平川義之撮影
滋賀学園の選手たち=平川義之撮影

智弁学園(奈良)2年連続11回目

<チーム紹介>昨年の大舞台を経験した福元悠真主将(2年)や太田英毅選手(2年)を中心とした強力打線を誇る。1番の福元主将は打率5割と好調で、2本塁打と長打力もある。打率4割7分4厘を記録し、5盗塁と足がある加堂陽太選手(2年)ら好選手がそろっている。

智弁学園の選手たち=森野俊撮影
智弁学園の選手たち=森野俊撮影

報徳学園(兵庫)3年ぶり21回目

<チーム紹介>投手陣はスライダーやカーブ、フォークなどの変化球を使い分ける西垣雅矢投手(2年)を中心に、三塁手を兼任する池上颯投手(2年)が継投に入る。西垣投手は昨年12月にフォームを改善するなど直球の強化に力を入れており、「甲子園では140キロ台の球で勝負したい」と意気込む。

報徳学園の選手たち=岩間理紀撮影
報徳学園の選手たち=岩間理紀撮影

高田商(奈良)23年ぶり3回目

<チーム紹介>公式戦8試合のチーム打率は2割9分で、44打点を挙げている。26盗塁を記録し、走塁を重視した機動力のある野球が持ち味だ。中軸の山崎智也、高鉾颯馬両選手(ともに2年)は打率4割超と当たっている。4番の大久保拓海主将も「いざという時は決める」と仲間の信頼も厚い。

高田商の選手たち=郡悠介撮影
高田商の選手たち=郡悠介撮影

【北信越】福井工大福井(福井)、高岡商(富山)の2校を選出


福井工大福井(福井)2年連続5回目

<チーム紹介>チーム打率3割4分2厘を誇る切れ目の無い打線でチャンスを確実にものにする。北川智也主将(2年)は「昨年のセンバツでできなかった1勝を目指し、勝てるチームを作る」と気合十分。

福井工大福井の選手たち=立野将弘撮影
福井工大福井の選手たち=立野将弘撮影

高岡商(富山)7年ぶり5回目

<チーム紹介>主戦級の左右の投手をそろえているのが心強い。主戦左腕・土合伸之輔投手(2年)はキレのある直球が持ち味。直球を軸にスライダーやカーブを織り交ぜ、ピンチにも動じない。右腕・伏見拓真投手(2年)は189センチの上背を生かした角度のある投球が特長。両投手とも完投できるスタミナがある。

高岡商の選手たち=井垣忠夫撮影
高岡商の選手たち=井垣忠夫撮影

【東海】静岡(静岡)、至学館(愛知)の2校を選出


静岡(静岡)2年ぶり16回目

<チーム紹介>甲子園出場は春夏通して40回目で、夏に優勝1回、準優勝2回の名門。エースの左腕・池谷蒼大投手は、昨秋の公式戦14試合で防御率が1.63と抜群の安定感を誇る。最速144キロの直球で三振の山を築き、県大会は登板した全試合で2桁奪三振。後ろに控える実力派右腕・竹内奎人投手も、キレのあるスライダーを武器に勝利の手綱を引き寄せる。

静岡の選手たち=木葉健二撮影
静岡の選手たち=木葉健二撮影

至学館(愛知)初出場

<チーム紹介>投手陣は川口竜一(2年)、新美涼介(2年)の左右両投手が2本柱。県大会では川口投手が先発し、新美投手がリリーフして勝ち上がった。川口投手は90キロ台のスライダーを横手から投げ込み要所を締める。新美投手は変化球をコースに投げ分ける力がある。

至学館の選手たち=梶原遊撮影
至学館の選手たち=梶原遊撮影

【東京】早稲田実(東京)、日大三(東京)の2校を選出


早稲田実(東京)4年ぶり21回目

<チーム紹介>直近のセンバツでは2013年に3回戦に進出していて、60年ぶりの頂点を目指す。主将は高校生屈指のスラッガー、清宮幸太郎(2年)。全国の強豪と戦う明治神宮大会で決勝で履正社(大阪)に敗れたものの、清宮主将は「次は優勝しかない」と気合十分。

早稲田実の選手たち=安藤いく子撮影
早稲田実の選手たち=安藤いく子撮影

日大三(東京)6年ぶり19回目

<チーム紹介>秋の大会では大型スラッガー、金成麗生(れお)選手(2年)が、決勝で2試合連続の本塁打を含む4安打5打点。クリーンアップの比留間海斗選手(同)、打率4割超の1番・井上大成選手(同)らが攻撃陣を引っ張った。5試合で先発した左腕・桜井周斗投手140キロ超の直球と鋭いスライダーを武器に防御率1.85の好投を見せた。

日大三の選手たち=安藤いく子撮影
日大三の選手たち=安藤いく子撮影

【関東】作新学院(栃木)、東海大市原望洋(千葉)、健大高崎(群馬)、前橋育英(群馬)の4校を選出


作新学院(栃木)5年ぶり10回目

<チーム紹介>昨夏の甲子園優勝チームの主力が抜け、メンバーは一新。全国王者の重圧をはねのけ、5年ぶりの「夏春連続出場」を決めた。けん引したのは、エースの左腕、大関秀太郎投手(2年)。キレのある直球にスライダー、チェンジアップなどを駆使。関東大会で38年ぶりの頂点に導いた。

作新学院の選手たち=萩原桂菜撮影
作新学院の選手たち=萩原桂菜撮影

東海大市原望洋(千葉)7年ぶり2回目

<チーム紹介>金久保優斗投手(2年)を中心に守備からリズムを作り攻撃につなげる試合運びで躍進。県大会は2回戦から準決勝までをコールドで制し初優勝した。関東大会では準々決勝と準決勝で逆転勝ちと粘り強さも見せつけ、初の準優勝を果たした。

東海大市原望洋の選手たち=信田真由美撮影
東海大市原望洋の選手たち=信田真由美撮影

健大高崎(群馬)2年ぶり3回目

<チーム紹介>「勝てる要素がいっぱいある。日本一を狙って勝負できる代」と指導陣が豪語するほど充実したチーム。スタメンの半数以上が昨夏の群馬大会に出場するなど実戦経験の豊富なメンバーがそろう。代名詞の「機動破壊」も健在。秋季大会では8試合計26盗塁を奪った。

健大高崎の選手たち=山本有紀撮影
健大高崎の選手たち=山本有紀撮影

前橋育英(群馬)6年ぶり2回目

<チーム紹介>投手陣の柱は、関東大会で背番号1を背負った吉沢悠投手(2年)。持ち味は伸びのある速球。昨夏の甲子園のマウンドも経験した。普段は中堅に入る左腕の丸山和郁選手(2年)は140㌔を超す速球と鋭い変化球を投げ込む。昨秋の関東大会では3試合計15回を14奪三振、無失点と好投した。

前橋育英の選手たち=西銘研志郎撮影
前橋育英の選手たち=西銘研志郎撮影

【東北】仙台育英(宮城)、盛岡大付(岩手)の2校を選出


仙台育英(宮城)2年ぶり12回目

<チーム紹介>仙台育英は昨秋の東北大会で、強豪校を破って優勝を飾り、2年ぶりの春の甲子園を引き寄せた。昨秋の県大会は、投手陣の活躍が光った。エース左腕の長谷川拓帆投手(2年)を中心に、佐藤令央投手(2年)、野手と兼任の佐川光明選手(2年)、西巻賢二主将(2年)の4投手が安定感抜群の投球を披露。4試合を無失点に抑える完璧な内容だった。

仙台育英の選手たち=真田祐里撮影
仙台育英の選手たち=真田祐里撮影

盛岡大付(岩手)4年ぶり4回目

<チーム紹介>昨夏の甲子園では16強入り、夏春連続の快挙となった。昨夏の甲子園では、3試合連続で2桁安打を記録し、打ち勝つ野球でスタンドを沸かせた。今年は一転して「大振りせずに1点を取りにいく」。関口清治監督の指導を選手たちが実践。手堅い野球を見せ、試合で勝ち星を重ねた。

盛岡大付の選手たち=小鍜冶孝志撮影
盛岡大付の選手たち=小鍜冶孝志撮影

【北海道】札幌第一(北海道)を選出


札幌第一(北海道)2年連続2回目

<チーム紹介>2年連続で秋の全道大会を制した。昨秋の全道はエースの冨樫颯大投手(2年)が決勝以外の4試合に登板し、決勝では前田剛志投手(2年)が球威のある直球と鋭いカーブを武器に2失点で完投した。この左の2本柱を軸に手堅く守り、5試合中3試合が2桁安打で2試合はコールド勝ちと打線も好調だった。

札幌第一の選手たち=手塚耕一郎撮影
札幌第一の選手たち=手塚耕一郎撮影

【21世紀枠】不来方(岩手)、多治見(岐阜)中村(高知)の3校を選出


不来方(岩手)初出場

<チーム紹介>昨夏に3年生13人が引退し残った選手は、1、2年生合わせて10人。「我慢強い試合をするのは難しい」ため小山健人監督は打ち勝つ野球を目指して指導。練習のほとんどを、打撃に費やした。県大会では決勝こそ盛岡大付に完封され敗れたが、準決勝までの4試合で26得点を記録した。小比類巻圭汰主将(2年)は「先制されても諦めなくなった。10人だから勝てないと思ったことはない」という。74年第46回選抜の池田高「さわやかイレブン」に続く「不来方(こずかた)旋風」が期待される。

不来方の選手たち=出口絢撮影
不来方の選手たち=出口絢撮影

多治見(岐阜)初出場

<チーム紹介>チームは昨年の秋季県大会で初優勝。秋季東海地区大会では準優勝した愛知県の至学館に1―2で惜敗したものの強豪校と十分に渡り合える実力を見せつけた。守りの野球が持ち味。主戦・河地京太投手(2年)はスリークオーターからの最速130キロ台の直球と90キロ台のカーブを使い分ける。佐藤昂気主将(2年)は「気持ちで負けず大舞台でも普段通りのことをしていきたい」と闘志を燃やす。

多治見の選手たち=小鍜冶孝志撮影
多治見の選手たち=小鍜冶孝志撮影

中村(高知)40年ぶり2回目

<チーム紹介>地域の応援に支えられ、地域の希望としてひたむきに野球に取り組む高校野球を体現する。部員16人ながら、秋季四国地区大会県予選で優勝した実力などが評価された。チームの要は主戦右腕・北原野空(のあ)投手(2年)。昨秋の公式戦6試合で防御率1.31と抜群の安定感を持ち、切れのある直球とスライダーのコンビネーションが最大の武器。

中村の選手たち=岩間理紀撮影
中村の選手たち=岩間理紀撮影

【補欠校】

北海道=札幌日大

東北=酒田南(山形)聖光学院(福島)

関東=慶応(神奈川)山梨学院(山梨)

東京=日野、国士舘

東海=中京大中京(愛知)三重(三重)

北信越=日本航空石川(石川)日本文理(新潟)

近畿=和歌山東(和歌山)上宮太子(大阪)

中国=鳥取城北(鳥取)広島新庄(広島)

四国=英明(香川)済美(愛媛)

九州=鹿児島実(鹿児島)佐賀商(佐賀)

21世紀枠=高千穂(宮崎)洛星(京都)

全31試合をライブ中継

公式サイト「センバツLIVE」では各校の喜びの動画を掲載。3月10日の組み合わせ抽選会と大会全31試合も動画中継する。

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