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不知火のほとりで

石牟礼道子の世界/54 抵抗

 <日曜カルチャー>

権力にあらがうとき

 2017年が明けた。新年早々発行された『文学界』2月号は「虐(しいた)げられし者たちの調べ」と題し、昨年11月5日に熊本市で開かれた「第3回石牟礼大学」(詩人の伊藤比呂美、作家の高橋源一郎、町田康の各氏による鼎談(ていだん))を完全収録している。

 3氏に共通するのは、石牟礼さんを尊敬し、石牟礼さんの文学を自分の糧(かて)としていること。『西南役伝説』と『春の城』の2作を取り上げ、石牟礼文学の構造の特異性に迫ったのだ。

 1月14日、私は石牟礼さんを訪ねた。鼎談に目を通している。所々に赤線を引きながら熟読しているのだ。…

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