ガーナ

ネズミが救う砂漠の栄養…京大教授ら食用飼育研究

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飼育されているグラスカッター(村山教授提供)
飼育されているグラスカッター(村山教授提供)

 京都市にある京都大野生動物研究センターの村山美穂教授(動物遺伝学)らのグループが、西アフリカ・ガーナの北部でネズミの仲間「グラスカッター(アフリカタケネズミ)」の食用飼育を進めている。現地住民は動物性たんぱく質が不足しがちで、村山教授らは家畜として定着させ安定供給することを目指している。

 グラスカッターは体長50センチ、体重6キロほどまで成長する。草食で茂みなどに生息し、農作物を荒らすこともある。あっさりとした豚肉のような味で、住民は捕まえて焼き肉や煮込みなどにして食べている。

 サハラ砂漠に近いガーナ北部は、厳しい暑さと乾燥で牛や豚などの飼育は難しく、住民は野生動物を狩猟して食べている。グループが2015年に小中学生178人を調査したところ、動物性たんぱく質の摂取回数は月平均3・4回だけだった。

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