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福島原発2号機

溶融燃料か、取り出しは至難

溶融燃料と見られる物体 福島第1原発2号機の格納容器内で=東電撮影の映像から

 東京電力が福島第1原発2号機で実施していた内部調査で、溶融燃料の可能性がある黒や褐色の堆積(たいせき)物が30日、初めて映像で確認された。事故からまもなく6年が経過する中、今後の廃炉作業に向けた重要なデータが得られる可能性がある。しかし30日に公開された映像では、堆積物が格子状の足場などに広範囲にこびりついて固まっている様子がとらえられており、今後の取り出し作業の難しさを浮き彫りにした。【柳楽未来、酒造唯、曽根田和久】

 「溶融燃料が映っているとすれば、人類の誰もやったことのない廃炉作業にチャレンジするうえでの大きな一歩。今後の取り出し作業の大きなヒントになるのではないか」。東電福島復興本社の石崎芳行代表は30日、福島市内での記者会見でこう述べた。

 事故当時、2号機には548体分(計約164トン)の核燃料があったが、2011年3月の事故で炉心を冷やす電源を失ったために溶け落ち、一部は圧力容器を突き抜けて格納容器下部で冷えて固まったとみられる。炉心は事故当時2000度以上に達し、核燃料を含む炉内の金属が溶け出した。

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