医療ミス
薬取り違え男児死亡 名前確認せず 東大病院に入院中
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東京大病院(東京都文京区)は31日、入院中の男児に内服薬を取り違えて投与する医療ミスが2015年にあり、投与翌日に男児が亡くなったとホームページ(HP)で公表した。患者は当時、東京都内に住んでいた幼児で、重い病状で入院していた。患者の氏名の確認を怠るなど、病院内のルールが守られていなかった。遺族からの要望を受け、同病院が公表した。【熊谷豪、下桐実雅子】
同病院や遺族側の弁護士によると、男児は多臓器に障害があり、点滴や人工呼吸器が必要な病状だった。遺族の希望で、男児の病名や年齢など詳細は公表していない。
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