札幌の看護師自殺

残業70時間超 「過労死、人ごとじゃない」 母、遺影と法廷へ 3日初弁論

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 札幌市の看護師、杉本綾さん(当時23歳)が2012年に自殺したのは過重労働でうつ病を発症したことが原因として、杉本さんの母親(53)が国に労災認定を求めた訴訟の初弁論が3日、札幌地裁で開かれる。就職1年目で時間外労働は月平均70時間を超え、睡眠は1日2、3時間だったという。「なぜ娘が死ななければいけなかったのか知りたい」と母親は訴える。【安達恒太郎】

 杉本さんは大学卒業後の12年4月に同市豊平区の「KKR札幌医療センター」に就職、「呼吸器センター」に配属された。タイムカードの記録で4月の時間外は47時間だったが、5月は91時間40分に達し、その後も65~85時間と続いた。就職から8カ月後の12月2日、1人暮らしをしていた市内のアパートで自殺した。

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