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変革

第2部 資生堂/1 ショック乗り越え(その1)

ドラッグストアの店頭で接客に当たる美容部員(左)。全国約1万人の美容部員が資生堂の化粧品販売を支える=内藤絵美撮影

 今年4月に創業145周年の節目を迎える資生堂。長い歴史の中で「美しさ」を創造し続けてきた。1月1日には、管理職に占める女性の比率が長年の目標だった30%に到達した。他社に先駆けて女性活躍の取り組みを進めてきた結果だが、ここまでの道は平たんではなかった。

 「どうしよう。どうしよう」。2013年秋、首都圏の化粧品店で働く30代の美容部員は、育児休業中に会社から届いたDVDを見て頭の中が真っ白になった。仕事に復帰後は会社の制度を利用し、平日・早番だけの時間短縮勤務で育児との両立ができると考えていた。しかし、テレビ画面に映った女性役員は、すべての美容部員に遅番や土日勤務に入るよう求めていた。

 会社勤めの夫は妻に専業主婦になることを望んでおり、周囲に子どもの世話を頼める人もいない。それでも仕事を続けたいとの気持ちは強く、夫に協力を申し入れたが案の定の答えが返ってきた。「俺の昇進に響く。そんな会社は辞めろ」

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