【ワシントン西田進一郎】トランプ米大統領は1月31日、空席となっている連邦最高裁判事に、連邦巡回控訴裁(高裁)判事で保守派のニール・ゴーサッチ氏(49)を指名したと発表した。上院の承認を得て就任すれば、最高裁判事の勢力図のバランスが保守派に傾き、リベラルな方向に進んできた米社会を大きく変える可能性がある。野党・民主党は抵抗する構えで、承認を巡る激しい攻防が繰り広げられそうだ。
「我が国が法と正義の支配を確かなものにするために、真に必要な人物だ」。トランプ氏は31日夜、ゴーサッチ氏の指名を発表すると、その能力や人格をたたえた。ゴーサッチ氏は「この偉大なる国の憲法と法の忠僕」となるよう全力を尽くすと意気込みを語った。
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