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世界大百科事典ウェブ版

「同性愛」の記述訂正 「差別的」指摘から23年 /東京

 平凡社の「世界大百科事典」が掲載していた同性愛についての差別的な記述が、当事者団体の指摘を受けてから23年の時を経て、ウェブ版で改められた。同社は当時、記述を改める方針を明らかにしたが、社内の連絡ミスなどで改訂時にも直されなかった。紙の事典には依然、古い記載が残るが、専門家は一歩前進と評価する。

 世界大百科事典は1988年に初版発行。同性愛を「医学的には異常性欲、性倒錯の一つ」と記述し、93年に同性愛者の団体が、差別や偏見があるとして訂正を求めた。同社は80年代までの医学的見解に基づいていたとして、偏見と差別を助長する内容だったことを認め、改訂時に書き換えるとしていた。

 平凡社などの出資で事典作成を引き継いだ「百科綜合リサーチ・センター」によると、2000年に改訂箇所を集めた別冊を発行し、全面的に記述を改めた「同性愛」の項目も収録した。だが、07年の大幅改訂の際に、担当者が変わったことなどから本体の修正を見落とし、元の表現が残ったという。

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