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養老孟司・評 『無葬社会-彷徨う遺体 変わる仏教』=鵜飼秀徳・著

 ◆『無葬社会-彷徨(さまよ)う遺体 変わる仏教』

 (日経BP社・1836円)

葬儀は残されたものの行為

 高齢化社会が進行し、当たり前だが、死亡者の数が増え続けている。現在年間約百三十万人、今後二十五年は増え続けるという。それと同時に、葬儀の形式に急速に変化が起こっている。葬儀の簡略化である。葬式をせず、いきなり火葬場に直行する直葬が三分の一に達し、直葬では最少限の親族だけが火葬場に行き、故人の骨を拾って帰る。さらに従来密葬と呼ばれた家族葬をこれに加えると、現在では葬儀の過半数に達する。

 本書はその状況を全国的に調査し、葬儀になにが起こっているのか、それを考えようとする。著者は日経BP…

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