メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

メディアの戦後史

関西テレビ「あるある」捏造、報道過熱 公権力介入、危機感薄く

関西テレビの捏造を伝える2007年1月21日毎日新聞朝刊1面(東京本社版)

 10年前、全国のスーパーで納豆が一斉に品薄になる事態が起きた。2007年1月7日、関西テレビが制作し、フジテレビ系列で全国放送された健康情報番組「発掘!あるある大事典2」が納豆ダイエットの「驚異的な効能」を取り上げたためだ。ところが2週間後、週刊朝日の取材をきっかけに社内調査を行った関西テレビは、番組中の実験データや外国人研究者のコメントが「捏造(ねつぞう)だった」と発表する。これが後に放送法改正論議に発展することになる。

 同社はすぐに実態解明のため外部の有識者5人による調査委員会を発足させた。委員長になった元東京地検特捜部長の熊崎勝彦弁護士は「事実の徹底解明によってこそ有効な再発防止策が生まれると考えた」と振り返る。弁護士19人を含む28人の小委員会をつくり、納豆ダイエットをはじめ全520回分の放送について取材テープ、会議資料を分析し、関係者のヒアリングを実施した。その結果、納豆を含む16番組で捏造などがあったと…

この記事は有料記事です。

残り1486文字(全文1900文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 警視庁が20代男性を誤認逮捕 1人の証言をうのみ 33時間後に釈放

  2. 「嵐フェス2020」収録中の花火で神宮球場の試合中断 ジャニーズおわび

  3. サムスン電子の李健熙会長が死去 創業家2代目、世界的ブランドに育てる

  4. #排除する政治~学術会議問題を考える 学術会議への関心は「新政権のツッコミどころだから」 投稿炎上、西田亮介氏の真意は

  5. 大阪・梅田HEP FIVEで高校生転落し死亡 路上の19歳巻き添え意識不明

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです