認可保育所

落選ラッシュに悲鳴…SNSで怒り共有

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育園増やし隊@武蔵野の交流会に集まった待機児童を抱える保護者たち=東京都武蔵野市で2017年2月5日、中村かさね撮影
育園増やし隊@武蔵野の交流会に集まった待機児童を抱える保護者たち=東京都武蔵野市で2017年2月5日、中村かさね撮影

 今年4月入所を目指した認可保育所の選考結果通知が全国で2月から本格化し、落選ラッシュで親たちが悲鳴を上げている。ソーシャルメディア上には「このままでは共倒れ」「ショック過ぎる」と悲痛な声が全国から寄せられている。昨年、認可保育所を落選した母親が「保育園落ちた。日本死ね!」とブログに書いて注目されて間もなく1年。親たちの声を集める動きは今年も始まっており、怒りは大きなうねりとなりそうだ。【中村かさね】

 「こんなはずじゃなかった」「引っ越しも考えている」--。5日、東京都武蔵野市内で開かれた市民団体「保育園増やし隊@武蔵野」の交流会では乳児を抱いた父母ら60人以上が集まり窮状を訴えた。市内では昨年9月、0~5歳児の計81人の受け入れを予定していた私立認可保育所が、近隣住民の建設反対運動で開園を断念した。

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