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第71回毎日映コンの顔

/3 西川美和/中条あやみ/毎熊克哉

西川美和さん=長谷川直亮撮影

 ◆監督賞 西川美和 「永い言い訳」

 中年の人気作家が、冷え切った仲だった妻の突然死に直面し、自身の心の空虚さにうろたえる。人間の内面を深くえぐった演出が評価されたが、「今回はキャスティングが占める割合が大きかった」と主人公の幸夫を演じた本木雅弘や、共演の竹原ピストルら出演者をたたえた。

 自身の小説をもとに脚本を書き、映画化した。「小説は半ば楽しみのように書いているけど、小説と映画でできることは違う。小説で書いた設計図を生身の俳優に合わせて再構築するのが私の作業だった」

 幸夫は妻の死を真っすぐ受け止められないが、人前では悲しいふりをし、文章を書く。自己欺瞞(ぎまん)や自意識に支配されているが、現代人に共通の要素でもある。「どんな人にも思い当たる節のある、地続きの欠点を持つ人物。本木さんは自分の欠点をうまくブレンディングして演じてくれた」。映コンの選考会でも「出口のない難しい役」と評された幸夫を、本木はもがきながら演じ、男優主演賞に輝いた。「私が幸夫の生みの親だけ…

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