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日本に熱視線 弊害に懸念の声も
1月初旬の米ラスベガス。巨大な会議場にクギを打ち込む音が響き、世界最大の家電・IT(情報技術)見本市「CES」の展示ブースの組み立てが進んでいた。CES会場以外にも会議室がずらり。窓からのぞくと眼下に広がるのはゴルフ場だ。会場の廊下を抜けると周囲は巨大なショッピングモールに変わり、カジノの街の印象は薄い。ストリップと呼ばれる中心街に築かれた統合型リゾート(IR)「ウィン・ラスベガス」でも、100万平方メートル以上の敷地にカジノのスペースはほんの一部だ。
元々、ラスベガスはカジノの街として発展した。1931年にギャンブルが合法化され、マフィアが相次いでホテルやカジノを開き、街を牛耳った。
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