天下りあっせん

文科省側、主導認める…前次官・OB証言

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衆院予算委員会の文科省天下りあっせん問題集中審議で答弁のため挙手する同省人事課OBの嶋貫和男氏(左)。右は同省の前川喜平前事務次官=国会内で7日午前9時58分、川田雅浩撮影
衆院予算委員会の文科省天下りあっせん問題集中審議で答弁のため挙手する同省人事課OBの嶋貫和男氏(左)。右は同省の前川喜平前事務次官=国会内で7日午前9時58分、川田雅浩撮影

衆院予算委で集中審議

 文部科学省の天下りあっせん問題で、衆院予算委員会は7日、集中審議を実施した。文科審議官当時に違法な再就職あっせんをした前川喜平・前事務次官(62)=1月20日付で依願退職=と仲介役だった人事課OBの嶋貫和男氏(67)、歴代人事課長8人が参考人として出席。嶋貫氏を仲介役とする脱法的なあっせんの体制づくりを示唆する内部文書(2013年9月11日付)について、当時の人事課長、伯井美徳・大学入試センター理事は人事課職員と嶋貫氏が相談して作成し、人事課から当時の事務次官に報告していたと証言した。文科省が組織ぐるみであっせんシステムを構築していたことが明確になった。

 また、関靖直・研究振興局長をはじめ、10年7月以降に人事課長を務めた計6人が、嶋貫氏を介したあっせんを認識していたと説明した。一連の問題発覚後、前川氏や嶋貫氏が公の場で説明するのは初めて。

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