市尾墓山古墳

コケ状物質、石棺覆う 国史跡「劣化の恐れも」 町教委、調査急ぐ 高取 /奈良

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コケ状物質に覆われた市尾墓山古墳の石棺=奈良県高取町市尾で2016年6月3日、高取町教委提供
コケ状物質に覆われた市尾墓山古墳の石棺=奈良県高取町市尾で2016年6月3日、高取町教委提供

 高取町市尾にある国史跡・市尾墓山古墳(6世紀初め)で、石棺表面が緑色のコケ状の物に覆われる被害が出ていることが町教委への取材で分かった。県内最大級の刳抜(くりぬき)家形石棺として知られる遺構。町教委は「石材が劣化する恐れがある」とし、物質の分析や石室環境の調査を急いでいる。【矢追健介】

 同古墳は全長約70メートルの前方後円墳で墳丘なども残っている。1978年の発掘で後円部に横穴式石室が確認され、内部から石棺が良…

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