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高橋一清・あの日あの人/86 吉永小百合、栗原小巻 同世代に共通する心情 /島根

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 吉永小百合さんと栗原小巻さんは、ともに昭和20(1945)年3月の生まれ。13日に小百合さん、次の日に小巻さんと、誕生日は一日違いである。私は前年の8月生まれで同学年。それもあってふたりには同世代の共通する心情を感じる。

 小百合さんが出演の映画「愛と死をみつめて」に感心した。昭和38(1963)年に出版された大島みち子さんと河野実さんの往復書簡集をもとに作られている。小百合さんは、軟骨肉腫を患ったみち子さんが、顔の半分を切除する手術を受けても、明るく生き抜こうとする姿を演じた。

 その映画からほどなく、小百合さんは私の学ぶ大学に入り、キャンパスで行き交うこともあった。脇目も振らず、教室に向かう姿には張りつめたものを感じた。

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