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とっとりの美

県立博物館から 生誕100年・濱田台兒展 日本画壇の重鎮、多彩な作品 /鳥取

 今月後半から県東部の二つの会場において、日本画家・濱田台兒(はまだたいじ)の生誕100年を記念した展覧会が開催される。明治時代に洋画の急速な普及に伴い新しい枠組みとして誕生した日本画は、伝統的な東洋絵画の技法に基づき、時代とともに実験と革新を繰り返しながら発展してきた。人物画で定評のある濱田も例外ではなく、戦後の一時期、抽象表現の要素を取り込んだ多彩な作品を手がけている。このたび県立博物館で開催する「生誕100年 濱田台兒展」では、県内に所蔵されている作品により初期から晩年にかけての濱田の画業を振り返る。

 濱田台兒(本名・健一、1916~2010年)は、現在の鳥取市気高町浜村に生まれた。画家になる夢を抱き、東京の美人画家、伊東深水に入門を請う手紙を3年間送り続け、入門が許された1935(昭和10)年に上京し、深水の内弟子として日本画を学び始める。すぐに頭角を現し、翌年の日本画会に「厨」が入選を果たすが、太平洋戦争の激化に伴い、37(昭和12)年には軍隊に入営して大陸に出征する。しかし、翌年の3月、…

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