琵琶湖

稚アユ「氷魚」過去最悪の不漁 平年の1割

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エリ漁で取れた氷魚を港で水揚げして引き取る水産業者=高島市の百瀬漁協で昨年12月、塚原和俊撮影
エリ漁で取れた氷魚を港で水揚げして引き取る水産業者=高島市の百瀬漁協で昨年12月、塚原和俊撮影

 琵琶湖のアユの稚魚「氷魚(ひうお)」の漁獲量が、漁解禁となった昨年12月から1月までで約9トンにとどまり、過去最悪の不漁となっていることが分かった。滋賀県水産課が8日の県議会環境・農水常任委員会で報告した。1月の魚群調査では平年の1割しか群れを確認できず、アユの不漁は4、5月ごろまで続くと見ている。

 例年、この時期の氷魚漁は湖底に突き刺した棒に網を張って傘のような形にし、回遊する氷魚を追い込むエリ漁で行われる。取れた氷魚は県内の養殖業者などに出荷され、一定の大きさに育ててから全国の河川に放流する稚アユなどとして出荷される。かつて琵琶湖産の稚アユは全国シェア7割を誇っていたが、各地でアユの人工種苗が行われるようになり、現在は2割程度に落ち込んでいるという。

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