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LRT 次世代路面電車 コンパクトシティーの中核機能

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ハローキティがデザインされたポートラム=富山市で2016年7月27日
ハローキティがデザインされたポートラム=富山市で2016年7月27日

 欧米諸都市で増えている「次世代路面電車(LRT)」への関心が国内の自治体で高まっている。導入されているのはまだ富山市だけだが、国土交通省が自治体の計画を後押ししている。先行した事例をみると、脱車社会を目指して市街地の環境の改善を図る一方で、街に賑わいを取り戻した自治体もある。国は都市機能を一定地域に集める「コンパクトシティー」化を推進しており、LRTを中核機能の一つに位置づける。

 わが国の路面電車は、1895年に京都市に登場した。1932年には全国65都市に約1500キロが敷設されて総延長が最大となり、都市住民の重要な足となっていた。ところが、戦後の日本の経済成長やモータリゼーションの進展もあって60年代から路面電車の廃止が進んでいった。現在は17都市で19事業者が総延長205.5キロで営業している。

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