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米国の壁

アートで風穴…日本の美術家集団が制作

Chim↑Pom「U.S.A.ビジターセンター」2016年、松田修氏撮影(C)Chim↑Pom

「理不尽な現実に目を」

 トランプ米大統領が不法移民対策として壁建設を指示したメキシコ側の国境沿いに、日本の若手美術家集団が木の上の小屋であるツリーハウスを建設した。「U.S.A.ビジターセンター」と名付けたアート作品で、登ると「目の前にあるが入国できない」米国の地が見渡せる。ユーモアでくるんだ批評精神が話題を呼んでいる。【永田晶子】

 美術家集団は結成11年の男女6人組「Chim↑Pom」(チン・ポム)。昨夏、米カリフォルニア州と国境を接するメキシコ・ティフアナ市の住宅の庭に、メンバー4人が約3週間をかけ手作りした。入国後、国境線を示す既存の鉄製壁の横に大木を見つけ、住民の女性に設置許可を得たという。

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