【北京・西岡省二】北朝鮮が日米首脳会談に照準を合わせて弾道ミサイルを発射したのは、新たな日米関係のスタート時点で自国の核・ミサイルの脅威を植えつけることで、トランプ政権を揺さぶる狙いがあるとみられる。米国はオバマ前政権が北朝鮮との対話を拒んできた経緯があり、北朝鮮としてはトランプ政権が自国にどう向き合うか注視してきた。トランプ大統領に北朝鮮問題の重要性を強く認識させ、早期に交渉のテーブルに引き込む狙いがあったのは間違いない。
国営朝鮮中央通信は「核弾頭装着が可能な弾頭部分の分離後、(大気圏に)再突入の際の姿勢操縦(制御)などを検証」と伝えたうえ「周辺国の安全を考慮して、射程を縮める代わりに高度を上げる高角発射方式で試射した」との立場を前面に押し出した。
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